「作家 × 酒造蔵」温故知新の多角的文化活動

時を重ねる事により生まれた空間「蔵」。その価値ある空間の中で、十組程度の表現者が表現を繰り広げます。
表現者は「その空間に根ざしたコンセプト」というルールで制作・表現し、「蔵」という空間とコラボレーションします。
十組程度の表現者の「それぞれのコラボレーション」により、「蔵」という空間が新しい価値を持った空間に生まれ変わります。
これは、既存の古い建造物の再利用といった観点からだけでなく、「既存の古い建造物を媒体とした文化活動」といった面からも有益であると考えております。
参加表現者は、絵画、書、立体、インスタレーション、音楽、身体表現といった一般に馴染みの深い「芸術」と呼ばれる表現分野に限らず、「生きがいの表現」など、形態にとらわれずに表現活動を行います。
また、帆足本家酒造蔵が酒蔵であることから、サブタイトルに「酒造りの工程」の名前が付けられております。毎回、そのサブタイトルにちなんだ全体テーマを設定し、特別企画として会に盛り込まれるのも特徴の一つです。

将来的には帆足本家酒蔵内での活動から、町並みを包括したようなアート空間へ(既存の空間、視覚にとらわれない形へ)発展していければと考えています。
帆足本家酒蔵を始めとする大分県大分市の戸次の町並みは、その可能性を描きやすい価値ある空間であると考えています。
平成18年より年に1回から2回(春と秋)、帆足本家酒造蔵で開催しております。
平成21年度は、「大分市あなたが支える市民活動」の助成を得て活動を展開し、秋には「大分県民文化祭~若者文化イベント~」として開催しました。
「作家蔵」次回開催のご案内

作家蔵 vol.9 『上槽』 は大盛況の元終了致しました!
「ひかりとかげ~ふたつの価値あるものが存在しなければ成り立たない"ひとつ"のもの、あるいは、こと~」というコンセプトで開催された作家蔵 vol.9『上槽』はいかがだったでしょうか?
ご来場いただいた皆様、また、いつもご協力いただいている関係者の皆様、本当に本当にありがとうございます!
後日、開催された作家蔵vol.9「上槽」の状況等を作家蔵報告へ掲載致します!
酒造りの工程と共に記す 表現の軌跡

開催日時/2006年10月22日(日)
作家蔵 vol.1 「田植」
参加アーティスト
2006年10月22日(日)に開催された記念すべき第1回目の作家蔵vol.1「田植」。 酒蔵の空間・雰囲気、持ち味に共感した様々なアーティストが、酒蔵の持ち味を生かした表現を繰り広げました。
第1部13:00~15:00、第2部15:30~17:00の二部構成で開催され、規模は大きくありませんでしたが、表現者も見に来ていただいた方々も、酒蔵の持っている場の力をじゅうぶんに堪能していただけたイベントとなりました。

開催日時/2007年4月15日(日)
作家蔵 vol.2 「刈入」
参加アーティスト
2007年4月15日(日)に開催された作家蔵vol.2「刈入」。 第1回参加者に続き、新しい表現者を加えつつ、当日飛び入り参加のアーティストも登場。 さらなる「酔い」をみなさまにお届けしました。
作家蔵vol.1同様、第1部13:00~15:00、第2部15:30~17:00の二部構成で開催されました。
この作家蔵vol.2「刈入」は反省点の多いイベントとなり、作家蔵実行委員会ならびに参加アーティスト一同、今後の展開をより深く考え、気合いを入れなおす機会となったよいイベントでした。

開催日時/2009年3月8日(日)
作家蔵 vol.3 「精米」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 無洗米1合
特別企画 :
ドキュメンタリー映画「99~ninety-nine~東勝吉孤高の無名画家」上映、大谷監督トークライブ
参加アーティスト
2009年3月8日(日)に開催された作家蔵vol.3「精米」。 この回は、通常「作家」と呼ばれる人達だけではなく、己の道に「魂」を込めた生き方をしている人達も加え、その「生き様」を発信いたしました。
83歳で初めて絵筆を握り、99歳で命尽きるまで描き続けた孤高の水彩画家「東勝吉(ひがし かつきち)」の生涯最後の半年に迫ったドキュメンタリー映画。
「ベビーマッサージ」という小さな輝く命に出会う日々。いのちの大切さと、その重要性を伝えて活動するセラピスト「佐藤優美」。
十年前にハワイで出会ったウクレレと保育や介護の現場で出会った人々。あたたかな想いを持って生きる「曽我郁」。など「魂」の「生き様」を感じることのできるイベントとなりました。
またこの回の作家蔵より、ご来場いただいた方々へテーマに沿った「お土産」をお渡しするようになり、作家蔵vol.3「精米」は「精米・生き様は食から・食は人を良くする」といったイメージから「無洗米1合」をお土産といたしました。

開催日時/2009年10月17日(土)
作家蔵 vol.4 「洗米」
大分県民文化祭 ~若者文化イベント~
お土産 : アーティスト手造り 米油石鹸
特別企画 :
コラボ×コラボ企画
参加アーティスト
2009年10月17日(土)に開催された作家蔵vol.4「洗米」。 この回は当初18日(日)に開催する予定が、諸事情により土曜日に開催することになった回です。
初の土曜日作家蔵。 最初不安でいっぱいでしたが、とても多くの方にご来場いただきました。 御多忙な中お越しいただいた方々、本当にありがとうございました。
この回は大分大学JAZZ研の方々や、エレキギターでの弾き語りという異色のたっつーなど、またまた新しい顔ぶれでお送りすることができました
またお土産の、米油を主成分に米ぬかを混入してアーティストが手造りした作家蔵特製「米石鹸」はとても好評で、良い記念になりました。 米石鹸作りをご教授いただき、作り方を手取り足取りレクチャーしていただいた日出の赤井田先生、本当にありがとうございました。

開催日時/2010年3月14日(日)
作家蔵 vol.5 「蒸米」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 戸次ごんぼの会 限定ごぼまん
参加アーティスト
2010年3月14日(日)に開催された作家蔵vol.5「蒸米」。 サブタイトル「蒸米」の名の通り、米を強力な蒸気で蒸す作業に因んで、「高温の蒸気が広がる様」をイメージとして、「こだわり(=熱)が広がる」をテーマに開催致しました。
この回の作家蔵では「会場全体の雰囲気作り」に力を入れ、yasuさん、yoshiさん率いるoita art photographyの参加もあり、今までにない雰囲気作りをすることができました。
またお土産としては「戸次ごんぼの会」の皆様よりご協力を得て、戸次の知る人ぞ知る名物「ごぼまん」をみなさまに堪能していただくことができました。 戸次ごんぼの会の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました!

開催日時/2010年10月31日(日)
作家蔵 vol.6 「麹」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 臼杵市 カニ醤油 『麹』
共同開催 :
戸次本『街づくり推進委員会』主催
『よいやかがり火』
参加アーティスト
2010年10月31日(日)に開催された作家蔵vol.6「麹」。 『麹』により「化学変化」が起こり、お酒へと変化していく。 その様なイメージのもと、「新化」をテーマとして開催されました。
この回の作家蔵では、戸次本町「街づくり推進委員会」主催の「よいやかがり火」と相乗開催し、「よいやかがり火」で使用される手作り灯篭を作家蔵へ設置したり、参加アーティストがオリジナルの灯篭を制作するなど、会場の雰囲気もより一層増しました。
また、10月31日の作家蔵終了後も、翌週11月7日の「よいやかがり火」まで展示部門を継続展示、「よいやかがり火」前日の11月6日には作家蔵スピンオフ&よいやかがり火プレイベント「灯幻響」を開催するなど、依然とは違ったチャレンジをしました。
お土産としては「臼杵市カニ醤油」様のご協力を得て、普段手にすることの少ない「生の『麹』」をみなさまにお持ち帰りいただきました。 臼杵市カニ醤油様、ご協力いただき本当にありがとうございました!

開催日時/2011年3月27日(日)
作家蔵 vol.7 「酒母」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 戸次ごんぼの会 『スティックごぼ天』
参加アーティスト
2011年3月27日(日)に開催された作家蔵vol.7「酒母」。 下準備を終え、いよいよ「お酒」のもとが完成、つまり「お酒」というもののある意味最初。
この回の作家蔵では、『蔵から町へ』の最終目標を具体的に形にするための最初のステップとして位置付け、『愛着の深化』をテーマにして開催されました。
アーティストそれぞれが持つ「蔵への愛着」「戸次の町への愛着」。これをそれぞれの得意とする表現で、様々な形で、様々な音で、色で、アウトプット致しました。
また戸次ごんぼの会様のご協力をいただき、お土産として「スティックごぼ天」を、そして会場にて戸次の名産「ごぼまん」「鮑腸(ほうちょう)」を、ご来場のみなさまにご堪能いただきました。 戸次ごんぼの会様、たび重なるご協力、本当にありがとうございます!
戸次名産「ごぼまん」「スティックごぼ天」「鮑腸(ほうちょう)」
当日会場にてご堪能いただけた「戸次ごんぼの会」の皆様よりご協力を得て、現在全国規模で話題沸騰中の戸次B級グルメ「ごぼまん」と、同会の新商品「スティックごぼ天」ならびに、「戸次鮑腸(ほうちょう)保存会」の皆様よりご協力を得て、大分県民ならだれもが知っている幻のつけ麺的な伝統の味「鮑腸(ほうちょう)」をご紹介いたします。
商品写真(写真をクリックすると説明画面が表示されます)

開催日時/2011年10月30日(日)
作家蔵 vol.8 「醪」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 佐伯糀屋本舗 『醪』
参加アーティスト
第8回のサブタイトルは『醪』、「醪(もろみ)」は、酒などの醸造で、原料の混合したもの、また、それを熟成させたものを言います。
これから粕を絞り、本格的に「お酒」へと変わる前段階。ある意味、一番、わくわくする時かもしれませんね。
そこで、「ありのままのものが合わさることで、わくわくした状態になる」(作家蔵専門用語で「醪(もろみ)る」)というコンセプトで、アーティスト達が混ぜ合わさって生まれる熟成された作家蔵をお楽しみいただく事を目標に開催されました。
[戸次へのわくわく]
この会の作家蔵から「蔵から町へ」もいよいよ熟成に向け、一歩を踏み出しました!
よいやかがり灯への、灯篭制作参加に加え、「杏の会」とのコラボ企画「スタンプラリー」を開催いたしました。

開催日時/2012年03月18日(日)
作家蔵 vol.9 「上槽」
[大分市] あなたが支える市民活動応援事業参加
お土産 : 作家蔵手造り『酒粕クッキー』
参加アーティスト
第9回のサブタイトルは『上槽』、酒造りの工程において「お酒」と「酒粕」にわかれる工程のことを言います。
「研ぎ澄まされた酒」とその「絞り粕」。そのどちらも価値あるもので、それぞれ味が違います。
そこから、『ふたつの価値あるものが存在しなければ成り立たないひとつのもの、あるいは、こと』とイメージし、「ひかりとかげ」というサブテーマのもと開催されました。
また「上槽」は、より熟成にむけて洗練される工程でもあります。アーティストの作品も「より洗練された物」を目指して制作いたしました!
お土産の「酒粕クッキー」は、参加アーティストが「レシピ」「金型」「制作」などすべてにおいて手造りし、来場していただいた方々にとても喜んでいただけました!
写真準備中
酒蔵とコラボレーションする表現者達

[JAZZバンド]
[作家蔵実行委員会 代表 村田千尋]
ピアノ村田千尋、ベース衛藤健吾、ドラム小林剛で構成されるジャズ?ブルース?ファンク?ファンシー?コミック? いやいや、そんなジャンルにとらわれてないつもりのオリジナル曲をお届けする三人グループ。
どうぞこゆいサウンドをご堪能あれ~。

[象書家]
[作家蔵実行委員会 会員 広報部門担当]
筆で文字のカタチやきもちを書き、豚を描く、ぶた好きな書家。大分・由布院を中心に活動中。

[デザイナー]
[作家蔵実行委員会 会員 印刷部門担当]
デザインのアトリエを開いて早7年くらい。
デザインの在り方を常に問い続け、行き着いた先は「業」ではなく「心」。
海と魚をこよなく愛しあげる、自称・魚釣りの名人初段。
仲良くなった人には、めったに食べることのできない「珍魚」をごちそうしようと、目下企み中。

[鉛筆画]
[作家蔵実行委員会 会員 Web部門担当]
実在するものも描くけど、それよりも創造・空想のモノを描くほうが多いペン画家に近い鉛筆画家。
時に冷たすぎるほど冷静、しかして時に意味もわからないほどハイテンション。気分屋。
みんなのパソコン相談係だったり、Webデザイナーだったり、磯・浜専門のにわか釣り人だったりする、基本的にのんきなアーティストです。

[絵描き]
空想イラストを描く。ライブペイント、看板、壁画、車画、服画、挿絵、絵本等、「生活の中の絵」をテーマに活動中。

[バンド]
前身となる「しんいちとツイカンバンダイナゴン」で共に 活動してきた3名が、新たなステージを求め、2007年4月に結成したローカルポップバンド。
同年4月1日には1st Album「夕焼けダッシュ」をリリース。
九州各地で行われる多種多様なイベントに出演するなど様々な活動を精力的に行う。
シンプルな言葉の中に詰められた純粋なメッセージと、どこか懐かしさを感じる人肌の温かいメロディー。
3人によって彩られた 景色がステージと客席の隔たりを無くす時、琴線に柔らかく響いてくる彼らの音楽はくせになりそうな心地よさがある。

[写真]
今回の展示では三十路の今を写したいと思います。

[グラスリッツェン・アーティスト]
朝地町在住 山ん中の一軒家で自然を師に、日々修行研究中!
グラスリッツェンとは、グラスに装飾を施すヨーロッパから伝わる伝統的な手彫りガラス工芸で、ダイヤモンドポイント(ダイヤモンドの粒子のついたペン)を用いてラインや点描による白さの濃淡を表現する繊細で優美な技法です。
手彫りなので、ふたつとして同じものが無いのも魅力のひとつです。

[絵とテディベア]
主に絵とテディベアを制作しています。
子どもの頃からの、感じていること考えていること、日常のささやかな気持ちから大きな思想まで絵にしています。
テディベアは子どものようなものです。
誰かの心に寄り添える作品だったらいいなと思います。

[彫刻]
イギリス出身。ロンドンのメイドストーン・カレッジ・オブ・アートで彫刻を学んで以来、鉄を素材とした彫刻を創作。
人間の相互作用の結果として表現される詩、ダンス、動きに啓発されて産まれた造詣を通じて、感覚、気分などを表現し続けている。

[個性派アマチュア写真家集団]
[メンバー]
yasu、霙、魅冠、マー坊、KISA、39、タクサン、ベルモット、かおり、カンダウイ、加奈子

[パーカッション & 唄]
体からしみでるリズムが心地いいパーカッショニスト、ボブと、思わず国籍は?ときいてしまいそうなウィスパーボイスのクロミィ(原産地日本)によるジャズバンド。
サポートにベース奥川文夫、ピアノ村田千尋を加えてノスタルジックなサウンドをお送りします。

[現代アート]
滞在制作を中心に、各地を移動中。
廃墟、空屋、ギャラリー会場などに住み込み、その生活の中から生まれる、廃材や生ものをつかって作品を制作。
豚星なつみとのユニット「水豚(スイトン)」など、他作家とのコラボ、企画、踊り、演奏、パフォーマンスなども各地で行っている。

[画家]
日頃は静物画を描いています。
他には音楽イベントの舞台演出、「こどものための音楽会」美術担当、チラシ・ポスターのイラストレーションなど幅広く活動中。
音楽が好きで、気がつけばいつも周りには音楽が。

[空間ぺインター]
「人の喜びをカタチに」をコンセプトに、壁画、絵画、教室、ライブペイントパフォーマンス等、ジャンルに捉われずに活動しています。
絵を通してたくさんの方がより幸せな気持ちになるようにと思い活動しております。

[ポエム]
何気ない日常生活の中でふと思う事や、誰かに伝えたい言葉を使って、作品を作っています。
私の作品を見て、共感出来たり、作品の中に込めた想いが一人でも多くの方に、届いてくれるといいなぁと思います。

[アーティスト]
熊本市出身
立体物を用いたインスタレーションを行う

[朗読ユニット]
中澤伸哉(言葉担当)と 霙(言葉、朗読担当)による表現ユニット。
拾い集めた言葉で、詩と物語を紡ぎます。

[歌唄い]
1968年、新潟生まれ
横浜、大分で少年時代を送る。
吉田拓郎、友部正人などの影響を受けて、高校卒業後、喫茶店、公園、駅の構内、ライヴハウスなどで、自作の曲を歌い始める。
現在は、ライヴバー博堂村(別府市)を中心に活動。
自作音源集のCD-Rを、無料配布中。

[筆文字デザイナー]
夢の世界の断片を絵や文字で写し取ってみました

[ベビーマッサージインストラクター]
幼稚園教諭を経て、去年から 大分でベビーマッサージ教室を開催中。日ごろ「赤ちゃん」「親子」と触れながら感じてきたことを、写真とコトバでアラワシテみます。

[映画監督]
由布院出身。
2007年にゆふいん文化・記録映画祭にて初上映。
初めての由布院発、初ドキュメンタリー映画「99~ninety-nine~東勝吉 孤高の無名画家」を撮る。
以後、福岡・佐賀・シアトル・日田等で上映
監督以外には、由布院の町を盛り上げるためにまつり実行委員長を務め、他にも祭りと名のつくイベントに関わる会場やポスターなどのデザインを手がける。

[朗読ユニット]
写真を撮ったり、撮られたり、
言葉を紡いだり、読んだり、
舞台に立ったりしています。
戸次の町並みを不定期でご紹介

取材・記事作成:尾林祐二
本町通りを大分方面?(マルショクのある方向とは逆方向)に向かうと、オレンジと緑色のヒサシの懐かしい雰囲気のお店があります。
「みやべ精肉店」というお肉屋さんです。
『うちは国産の肉にこだわっちょんので~』
と明るい笑顔で、お店の女将さん。そこで買った「黒豚」が最高だったと豚星なつみ氏の力説が始まりました。
最近はほとんど見なくなった「量り売り」のお肉屋さん。パック売りも良いですが、
『おばちゃん、すき焼き用のお肉○○グラムちょうだい。』
『あら、○○さん、今日はお客さんかい?』
『そうなんよ~。お客さんが来たら、皆ですき焼きがうちの定番やけんなぁ。』
みたいな会話が聞こえてきそうな、そんな温かくて懐かしい雰囲気のお店です。

取材・記事作成:尾林祐二
さて、このお店の女将さん、戸次のことも詳しく、隠れたスポットを教えてくれました。
このお地蔵さん、名前がわからなかったので「願掛け地蔵」と呼びますね。
みやべ精肉店の角を曲がると、細い道路があり、100mくらい進むと小さなトタンの屋根が見えてきます。その中にお地蔵さんが鎮座しております。
このお地蔵さん、大変おしゃれ。
何と、前掛けは「コムサ」。
みやべ精肉店の女将さんのお話では、昔むかし、大水の際にどこからか流れてきたお地蔵さんとのこと。
大水が引いた後、今のみやべ精肉店の裏から「小豆」を洗う様な「シャッシャッシャ」という音がしよったそうな。
不思議に思った当時の住人の方が裏に回ると、このお地蔵さんがあったと。
そこで、住人の方が手厚くおまつりしたところ、「小豆」を洗う様な「シャッシャッシャ」という音も消えたとさ。
そんなお話しがあるお地蔵さんで、知ってか知らずが、願掛けに来る人も少なくないとか。
ある時、歩けなかった子どもが歩ける様になった、とお礼の前掛けがしてあるのに気づいた女将さん。今も大切にその前掛けを取ってあると話してくれました。
ちょっとの散策と思って、願掛けに行ってみてはいかがですか?


取材:豚星なつみ
記事作成:尾林祐二
さて、みやべ精肉店をあとにして、豚星なつみ氏のおススメスポットへ。
「願掛け地蔵」を少し進んだところに「妙正寺」というお寺があり、そこの一角の小さな社?に「火防せ地蔵」は鎮座しております。
以下、妙正寺の説明より抜粋しますね。
明治39(1906)年4月 戸次本町(当時は”市と称してい た”)の中市班より発した火災は、たちまちのうちに通りの家屋に 類焼していきました。
しかし火の勢いは、下市班の地蔵堂(旧大分銀行戸次支店、現冨春館駐車場)の手前で不思議なことに止まり、それから住民の間で誰かれとなくこのお地蔵様を”火防せのお地蔵様”と呼ぶようになりました。
毎年4月には下市班によるお接待が行われ、本町のみならず、近隣の子どもたちが赤飯や混ぜご飯のお握りをもらおうと地蔵堂の前に列をなしたものでした。この行事は昭和30年代前半まで続いていました。
地蔵堂は昭和38(1963)年、大分銀行支店の拡張に伴い、妙正寺のご好意により境内の現在の現在地に移転しました。
2006年10月 戸次本町下市上班、妙正寺 より
意外なエネルギースポット?それとも人情味あふれるホットスポット?
願掛け地蔵に火防せ地蔵。なんとも、御利益のありそうな一角。おいしいお肉でちょっと贅沢を満喫するのも良いかもしれませんね~。

作家蔵への参加要請や素朴な疑問などを
「次回作家蔵へ参加したい!」「作家蔵で活躍中のアーティスト情報を知りたい!」「作家蔵のアーティストに会いたい!」「作家蔵実行委員会に物申す!」等々のご要望・ご不明な点などをお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ頂いた内容を確認いたしまして、後日、ご返答いたします。
送信頂いた内容および個人情報は、秘密を厳守し、許可なく第三者に譲渡または公開することはありませんのでご安心ください。
下記フォームより送信後、自動返信の内容確認メールが届かない場合は、フォームシステムの不具合や、ご入力頂いたメールアドレスに誤りがある可能性がございますので、お手数ですが
宛てに、メールソフト等で直接お問合せください。